年間平均晴天日245日 平均気温23度 豪国ビーチリゾート ゴールドコーストの旅
年間を通して温暖な観光リゾート
今回はブリスベンから電車とバスにて約2〜3時間程でアクセス可能なリゾート地である、ゴールドコーストに訪れた時の話。
ゴールドコーストは年間平均気温約23度という温暖な気候の土地柄でサーファーズパラダイスとも呼ばれている。
街の中心は近代ビルが立ち並び、最近ではメインストリートにトラムが造られ、庶民の足として機能している。
ビーチに沿った街の造りになっており、海岸沿いを横並びに高速ビルが立ち並ぶ一方で、内陸側に車で5分もすれば一般住宅が建っているという風景が見える。
こういった区画整備から政府等が、この土地柄においてビーチの価値を高めている風にも感じられる。
南半球NO.1の高層ビル
観光名所は多くの人が知っている南半球No.1の高層ビル。
このビルの屋上に登ることで絶景と絶叫を感じられるクライムポイントがあり、人気のアトラクションになっている。
ビーチの周りには食事と買い物スポット
サーファーズパラダイスとあってビーチ沿いにはショップがたくさんあり、いつでも気軽にマリンスポーツが楽しめるのが魅力。
ついでに街を歩けば、サーフスタイルの買い物も沢山出来るので面白い。
買い物、食事、アクティビティーがまとまった場所にあるので、滞在日数の少ない場合でも数日あれば満足できると思われる。
因みに私もサーフィンをゴールドコーストでやったのであるが、やはりかなり難しいスポーツだと感じた。
数日居ただけだが、ゴールドコーストの波はあまり高いイメージは無く、初心者でも挑戦できりという印象だった。
カジュアルでゆったりとした宿泊施設
一泊2,000円程の安宿だったが、かなり居心地のよい施設だった。
街の造りと比例してか、ビーチ沿いに施設があり、アクセスが良かった。
都市の中心地からトラムに乗り継ぎ3駅程で、降りてから僅か5分という
好立地。一緒に旅をしていた韓国人と選んだ場所であったが、
安くて環境の良い宿を選んだり、旅のプランは自分で作るという醍醐味を
感じた。
以外にもアクティビティが少ないかも
ゴールドコーストは、ビーチの街として知られているが
マリンスポーツをやらない人にとっては、
さほどアクティビティーが多くないかも知れない。
観光においても、周辺をまわるのは2、3日あれば充分。
あとは街特有の珍しいものを探すという散歩にでかけてみると、
下記のような物を発見できるかもしれない。
↑ ビーチに置いてあった特設スプライトマシン すげぇ~
スプライトシャワーが浴びれちゃいます!
↑ さすがはオーストラリア。
水陸両用車が普通に街を走っています。
あまり見れないので通った瞬間にシャッターを押しました。
長いビーチが続く都市
ビーチに沿ってビルが並んでいる都市であるが
その距離はかなりのもの。
ビルや飛行機から眺めてみるとそのビーチの長さが
どれだけのものかが把握できる。
中心部から僅かに離れたところから写真を取ってみると
その絶景と長さを理解してもらえるだろう。
奥にうっすらと映っているビルのあたりがビーチの終わりになる。
今回はゴールドコーストについて記事にさせて頂きました。
皆様も機会があれば是非訪れてみて下さい。
豪国ラウンドトリップ 第3の都市、ブリスベン周遊
ブリスベン市街近郊周遊
↑ こちらは市民の交通手段として無料のフェリーが運行されています。
乗ってみましたが、風を切って海を走り、快適そのもの。
速度もかなり出て、数キロある対岸までわずか数分。
長期滞在に適した街
島での就労を終え、豪国ラウンドトリップへ
次なる目的地
フレーザー島での生活を終えると決め、
次の目的地は何処へ行くかを考えていた。
同僚の韓国人男性も就労を終えてラウンドをするということで、一緒に旅をするという流れとなった。
フレーザーから近く、著名な行先としてブリスベンとゴールドコーストに行くという旅路に決めた。私自身は各地を出来るだけ周りたかったのもあり、加えてメルボルンにも寄ることを決めていた。
その韓国人とは2都市で別れるというものだった。
フレーザー島からの中継地で一泊
フレーザー島を出てからブリスベン行きのバスに乗るにはハービーベイに行かなければならなかったが、1日目の移動は夜も遅く、途中の宿泊施設で一泊した。
ハービーベイからバスで
フレーザー島での中継地として訪れたハービーベイという場所から、グレイハウンドというバスでブリスベン行きの便に乗った。
グレイハウンドというバスのサービスは
著名であり、ブリスベンまで70ドルくらいだった。
確か、2〜3時間程で到着した覚えがある。
バスを使って陸送での旅は初めてであったので、かなり楽しいものだった。
ブリスベン到着
ブリスベンに到着し、2泊程した。
豪国第3の都市と言われているが、数日あれば観光としては充分だった。
小さな美しい湾があり、都会の交通アクセスとして無料の公共ボートが利用できる。
大通りも数える位しかないのですぐに街全体を周ることが可能である。
電車でゴールドコーストへ
ブリスベンから電車で2時間程乗ればゴールドコーストまで簡単にアクセス出来る。
ブリスベンに住んでいる人たちは頻繁に遊びに行くという知らない人はいない程の観光地。
ビーチは都市一体にあり、オーストラリアの国土の広さを実感できる。
マリンスポーツがさかんで、主にサーフィンがメッカの地となっている。
ゴールドコーストにおいても観光スポットはさほど多くないので数日あれば充分堪能出来る。豪国世界遺産の島 フレーザー島 滞在編4
フレーザー島での生活
フレーザー島での生活は
仕事をして部屋で疲れを取り、自己で英語の勉強をするというのがルーティーンになっていた。
その頃の目標として永住権取得があり、まずはIELTS6.5以上取得しなくてはならなかった。
口頭でのネィティブの言い回しを覚えたいというのが頭にあったものの、島内に居た従業員達は地元オーストラリア人が多かったが、会話を交わす機会はさほど多くなかった。
オーストラリアに居るのだから頻度に英語を話したかったが、自己の勤務していた部は日本人が9割で、責任者のみニュージーランド人であったので到底英語を話す環境ではなかった。
自己の掲げる目標とのギャップ
オーストラリアに入国する以前は
英語を会話ベースでネィティブ手前当たりまで持っていくというモチベーションであったが、
フレーザー島での生活はその環境ではなく、次第に英語を話す機会が減っていった。
最大の目標であった永住権獲得も極めて難しく、
自己のビザの期限も残りが少なくなってきたところで、これからどうするか考えていた。
他都市への移動
フレーザー島での生活は豪国の生活を感じ、経験することが出来た。
しかし、上記のように自己の目標とかけ離れていくにつれ、このままでは海外生活すら充実しなくてなってしまうと感じていた。
フレーザー島での就労ビザ取得も考えたが、これも難しく、残りの可能性として他の都市で日本食レストラン等で働き、滞在可能なビザを得なければ自己の夢は潰えてしまうと実感していた。
こういった過程により、
いよいよ他都市へ移動するという流れとなった。
豪国世界遺産の島 フレーザー島 滞在編3
リゾートでの生活
リゾートの島で働くことは夢のようだと考える人もいるかも知れない。
通常、顧客としてリゾートに滞在すれば、ホテルに滞在して数日過ごすというのがいいところ。
しかし、働いている従業員となれば、長い間働きながら滞在できるのがメリットかも知れない。
デメリットは前回のブログでも記載したとおり、
都市からは隔離された生活となり、周りの環境と合わなければ、精神的に辛いものになる。
何故ならば、島内ではその行動範囲や関わる人も限定されるためである。
これより、前回からの続きを掲載していく。
韓国人男性メンバー
ハウスキーピング部門に配属となり、女性ばかりの部門で、ようやく男性メンバーを見つけた。日常会話すらあまりしていなかった私にとってはかなり嬉しかった。
私は韓国語は出来ないので、お互いのコミュニケーションは必然的に英語でしていた事もあり、ようやく英語を話す環境を見つけたとう安堵感があった。
彼とは日本と韓国との歴史や、両国を含む現代の世界中の問題など、あらゆる事について英語で会話し、意見を交わし合った。
英語を話す機会を得たのと同時に、韓国の文化を深く知れる機会となった。
外国人と英語で会話する事でこういった様々な教養を得られるのも魅力の一つかもしれない。
会話の動機があれば自然と英語力も上がってくるということも改めて実感していた。
リゾートの島で働くとは
前回のブログでも触れたが、リゾートの島で働くという事はかなり偏った生活になる。
都会と隔離されており、海や山とホテルしかないとう閑散とした場所に身を置くという事になる。
これは良い悪いの問題ではないが島で生活している人間、従業員達がコミュニティを形成しており、順応出来れば自然に囲まれたリゾートでの生活はハッピーそのものかも知れない。
しかしその逆もあり、周りの従業員と仲良く出来なければ苦痛そのものになってしまう。
不幸にも私は後者の状況に陥ってしまった。
慣れない生活の中、普通の会話をする事すらも難しくなっていた
英語が喋れない訳ではないが、欧米人は言論として物事を発しない人間を淘汰する傾向が高く、比較的意見を発しないアジア人は村八分というか、どこか相手にされない風になっていく。
もちろん、人によるがそういった感は否めない。
リゾートで働く特典
リゾートでの生活の最大のメリットはその土地特有のツアーやアクティビティーに何度も、若しくは場合によっては無料で参加できるという点ではないだろうか。
私もホテル側が催行するツアーに無料で何度も参加したものである。
このように、リゾートで働く際にはメリット、デメリットがあるので参考にして頂ければ幸いです。
豪国世界遺産の島 フレーザー島 滞在編2
レストラン内シェフと料理長
キッチンハンドというポジションは
レストラン内のキッチンにてシェフの手助けや皿洗い、皿運びなどやる事が多い。
シェフに近いポジションとあって周りのシェフ達とはコミュニケーションを取っておく必要がある。少なくとも仕事ができるという印象を与えておくことで自分のポジションが守れるとう部分がある。
2週間程経過して、ようやく仕事の流れを把握し始めた頃、問題に直面した。
シェフの中でも監督者としてホールを管理していた料理長に目をつけられ始めたのである。
強面で無口な性格の人物で独特の英語アクセントから、彼の言うことが聞き取れないという事態が何度かあり、次第にコミュニケーションが取り辛くなっていった。
最悪なことに、彼はアジア人差別をする人間だった様で、私を段々と勤務困難な状況に陥し入れていった。
アジア人に対する差別
キッチンハンドとして勤務してから2週間後、
思わぬ事態となっていた。
私の勤務態度やパフォーマンスが悪いとして、ポジションが無くなる可能性が出てきたのである。
遅刻や欠勤も無ければミスを連発している訳でも無く、全く身に覚えがなかった。
コミュニケーション不足もあったが、いわゆるレイシズムとしてのアジア人差別の延長の行動ということが後で判明したのである。
オーストラリアでもアジア人差別があるのかと衝撃を受け、残念な気持ちになった。
納得いかずとして、ホテル管理の副統括に示談したところ、同ポジション継続は出来ずという解答であった。
こうして私は同ホテルの別部門で働くこととなった。
新しく与えられたのはホテル客室の清掃と準備というものだった。日本人ばかりがいる部門だったので英語を話す機会が減ってしまうという危惧はあったが、選択の余地は無かった。
責任者はニュージーランド人でそれ以外は日本人という状況。そして、周りが20代前半の女性が9割の環境がまた自分を苦しめる環境になるとはその時は思いもしなかった。
リゾートでの仕事は華やかで、やり甲斐があるようにも感じられる。
島での生活は従業員との距離も近く、仕事以外でも従業員と過ごす時間も必然的に多くなる。
これからオーストラリアでリゾートの仕事をしようとしている人が居たら参考にして欲しい。
仕事も私生活もホテル従業員と接しており、
英語をより上達させるためにも、周りのスタッフとコミュニケーションを取っていこうと思い、
これから島での生活を満喫しようと意気込んでいた。
つづく
豪国世界遺産の島 フレーザー島 滞在編1
滞在の宿舎
フレーザー島に到着し、数日後からいよいよ仕事が始まる事になった。
まずは、これからの住処となる部屋が無ければ滞在出来ないという事で、案内されたのはホテルの対にあった宿舎。わずか10m位の距離にあり、勤務地からは目と鼻の先だった。
6畳くらいの広さでシャワーとテレビ、ベッドがあるだけの寝るための部屋だった。
ホテルの仕事と従業員
いよいよあと少しで仕事が始まるという所で、気になったのがどういう仕事内容があるのか、どんな人が働いているのかという事。
ホテル勤務であったので受付、レストラン内ではウェイター、シェフ、キッチンハンド、各部屋の清掃をするハウスキーパー、庭仕事とその他雑務をこなすヤードという種類があった。
働いているのは地元のオーストラリア人やイギリス人、韓国人、中でも日本人の比率は高めだった。
配属されたポジション
私はレストラン内の料理を作るシェフのサポートや、キッチン内の清掃と皿洗いをするキッチンハンドというポジションで働く事になっていた。
最初はオージー独特の強いアクセントを聞くことが出来ず、同僚とコミュニケーションを取るのが極めて難しかった。
しかも、そのポジションはなかなかハードで、始めてから暫くは苦労の連続だった。
朝、昼、夜の3勤務で計9時間の労働。繁忙期にはそれぞれの時間帯で数百人の客の皿を全て洗わなければならず、1分1秒を争うという位にスピードが求められた。仕事が終わるとすぐに部屋に倒れ込むという位の厳しさがあった。
その時の心境
想像よりも仕事が厳しかったのと、慣れない生活で不安が出てきていた。海外生活は苦では無かったし、一人でも問題は無い。しかしこの島の生活というのは仕事以外にはすぐ近くに海がある位で、他に特にやる事も無さそうだった。何より周りの従業員と仲良くできるかどうかを考えていた。
とにかく、この生活に慣れて友人を増やすことが大事だ。そうすればこの生活も楽しくなるだろうと考えていた。
つづく