就職に役立つ英語能力証明試験 、TOEIC 対策
今年も残り僅かとなりました。
月日が経つのは早いものですが、この時期は就職活動をされている方も多いと思います。大学3年生であればそろそろ内定を貰っている人もいるのではないでしょうか。履歴書を精査したり、エントリーシート、SPIや面接対策等やることが沢山ありますね。
私が大学生の頃は英語と法律をメインで勉強していたのですが、就職の為には資格や能力証明書があった方が良いと考え、TOEIC試験受験を意識するようになりました。
学生であれば職歴は無いですから、学歴や面接の
比重が高いので、少しでも何か能力を持っていた
かったのです。
因みに私は大学卒業後に転職しましたが、2社目については業界経験が無いにも関わらず、TOEICのハイスコアが功を奏して入社したという経験があります。それだけ英語をビジネスで使う業界では重宝する証明書だという事です。
さて、肝心のTOEIC試験に対する対策としてのアドバイスを順を追って説明させて頂きます。
まずは当然ながら何事も基礎が大事なので、現在英語が得意ではない方、苦手意識がある方は中学、高校英語の基礎文法、単語、イディオムからやり直すことをお勧め致します。
地盤が緩いと上にいくら難しいものを積んでも崩れてしまうからです。
基礎は大丈夫という方は次にビジネス文書の書籍を読むといいかもしれません。TOEIC試験はオフィスで働くというシーンを仮定して作られていますし、何より将来的に役に立ちます。特にアウトルックでの文書記事を読むとよいと思います。
私の基本概念は英語は勉強でなく言語であるの
で、様々な箇所やシーンから材料を得ることが大事だと考えており、教材以外のものを利用して日々の暮らしに馴染むように自己を仕向けていきました。正直なところ、義務教育でやってきたのに我々が出来なかったのは、やり方の問題です。
私は映画が昔から好きだったので字幕か字幕無しで見るようにしていました。最初は何言ってるかわかりませんが、それでいいのです。ストーリーを楽しみたい場合は一度普通に鑑賞して、2度目に理解するという方法もあります。
洋楽も好きでしたので、日本語歌詞カードを見なくても声で歌詞の意味を理解したかったので、覚えるようにしました。隠語やスラングもありますが間違いなくリスニングの練習になります。
これらは遊んで楽しみながら英語能力が上がる方法なので勉強として考えず、ひと工夫するだけで能力が上がります。そして一番重要なのは繰り返すこと、継続することです。
英会話に通ったり、外人の友達を作ったりするのは最適な方法です。遊んで話しているうちにリスニングとスピーキングが養われていくとうパターンですが、私はこのやり方を実践していました。
少し難易度を上げるとすれば、ジャパンタイムズ等を購読して理解できるようになればリーディングの得点は飛躍的に上がるでしょう。
TOEIC試験対策教材をベースに勉強することは基本かもしれませんが、あらゆる方法をオプションとして使っていけば劇的に点数が跳ね上がる場合もありますよ。
試験勉強は合格やハイスコアも大事ですが、
それよりも確実に使える能力を養う方が意味があると思うし、実際に話したりビジネスで使えなければただの紙切れとなり、やがては忘れていくでしょう。
試験勉強をしていても先々使えるものを構築していくという意識が重要です。正に生きている、或いは使えるスキルを養うことを念頭にしていけばいつかは結果が出ますし、何より楽しいですね。
言語を習得するのは長い道のりです。
楽しく継続して出来る方法と、真にスキルになる勉強方法を考案して実践するとよいのではないでしょうか。