海外長期滞在、オーストラリア生活がもたらした変化
私は豪国に長期滞在していた事は以前のブログ記事にも何度か記載させて頂きました。皆さんも生活の変化というのは体験したことがあると思いますがその変化が激しいほど、自己が変わっていく事を実感できるのではないでしょうか。
日本とは異なる国々で生活することにより、文化や習慣の違いを体感し自身の変化が生まれました。
私が実際に住んでみた経験を元に記事に致しますが、様々な対応が求められる事となりました。
まず第1は、言語の違いにより、言葉以外の表現を豊かにする必要がありました。英語は多少できたものの、ネィティブでは無い為に言葉以外のボディランゲージ等で意思を伝えなければならなかったのでコミュニケーション能力も培われた気がします。英語圏以外の国の人間同士が英語で互いに理解し合うのですから豊かな表現力や別の要素が必要になってきます。
次に、これは個人の状況にもよりますが、料理が上手くなりました。オーストラリアについては欧米諸国と同様で、日本の様に安くて早いお店が沢山ある訳ではありませんし、レストランは基本的に高いので、ほぼ3食作るという日も少なくありませんでした。自分がこんなに料理ができるとは思えないくらいでした。状況に応じて人間は対応するものですね。
一番の変化はデジタルの人間になったという点であります。
何だ、そんなことかと思われるかもしれませんが、ガラケーを使用し、パソコンも持っていなかった私にとっては大きな変化だったのです。
現地に入国後、暫くして気付きました。
宿泊予約や航空券取得はほぼ全てオンラインでやらなければならなかったのです。店に行くにも距離があるし、何より時間と労力の無駄です。日本のように歩いて行ける距離にあるとは限りませんし、道すら分からないので場所すら分からず、
店にも辿りつけないという状況。
日本人の知り合いから現地の海外シロロム端末を譲って貰い、そこからGooglemapを頻繁に使用するようになりました。SIMフリーという言葉もその時知ったという感じです。
宿泊サイトからバックパッカーを1週間毎に予約するという事も頻繁であったし、LCC航空券を予約するにもサイトから入手しなければなりませんでした。g-mailを取得しないと、メールでの航空券の受取も出来ないと知り、即時にアカウントを作成しました。
現在では多くのサイトへのログイン、アクセスや予約というのもgmailを利用してするようにしています。
現地で世界各国の友人ができましたが、連絡ツールはFacebookが主流であったために、これもIDやパスワード設定して使えるようにしました。
海外のバックパッカーにて、WIFI接続無料なのでこれも設定して利用するようになりました。併せて、そのタイミングでYOUTUBEをようやく頻繁に見るようになりました。
オーストラリアではインターネットをする為にポケットWIFIを買いました。私は世界遺産の島のホテルで仕事をしていたのですが、公共電波が無かったために、こちらを購入する必要があったのですが、利用して初めて仕組み等を知りました。
オーストラリアで生活したことで、ようやく現代のデジタル社会に追いつくことが出来たのであります。というか、その状況では成るべくして成ったと言えると思います。自覚はあまり無かったのですが、環境が変わったことにより、対応すべく変化せざるを得なかったのでしょう。