イングランド首都ロンドン歴史的建造物の宝庫
大学在学時、イングランドのブリストルという都市に留学していたところ、学期の休みでロンドンに数日滞在できる機会があった。ブリストルは西に位置しており、東にあるロンドンへ行けるまたとないチャンスであった。
イギリスは物価が高い事で有名であったが、首都となると更に高いという覚悟の下で滞在をしていた。歴史のある国であるので首都にはたくさんの伝統や由緒ある建造物が存在していた。
一番に驚いたのはバッキンガム宮殿で中の敷地の広さや装飾品や家具、彫刻品などの総資産は小規模の国の国家予算にまで匹敵するような品々が随所に展示されていた。天上に飾っているシャンデリアだけでも数億円は下らないというから驚きであった。宮殿から庭を歩いてみると、敷地全土として祐にスポーツスタジアムが収まるくらいの広さがあり、芝は綺麗に整備され、花も優雅に咲き誇っている。なるほど紳士淑女のお国柄。エリザベス女王が国全体に緑や花を推奨しているという話も納得してしまいます。
次に印象に残っているのはロンドン塔。こちらは中世の時代に見張り台や牢獄として使用されていたそうですが、建物内部には当時の武器や鎧、引いては高価なダイヤ等の装飾品も飾られていました。よく博物館には足を運ぶのですが、これだけ当時のものを保存状態を良く見学できるのは凄いと感じました。
国会議事堂含むビックベンも見学しましたが、こちらは建物内部には入れず、外からの観覧となりました。近くに大きな橋があり良くテレビで見ている光景を肉眼で見ることができました。
バッキンガム宮殿 からすぐ近くに
ウェストミンスター寺院とう巨大で歴史のある寺院があります。中世13世紀頃に建てられたゴシック様式の建物で、内装の荘厳さはかなりのもの。
聖歌隊の合唱が轟くイメージそのもの造りになっていて一見の価値ありだと思います。イギリス王室ともゆかりのある教会で故ダイアナ妃の葬儀もここで行なわれたそうです。
ロンドン中心部から電車で30分くらいだったと思いますが、グリニッジというところに天文台があります。ここは世界の時間の始まりの場所とされ、興味があって行ってみました。