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華僑の人々が住む街と言語の使用範囲の広さ

皆さんご存知の通り、中国人という国民は世界一の人口を誇っています。

私は直接中国本土に入国した事はありませんが、世界各国を旅行する傍ら、多くの中華系民族の方々と遭遇する機会がありました。何処の国へ行ってもおおよそチャイナタウンというものが存在します。

誰かが、中華系民族という人種はどこにでも存在すると言っていましたが、確かにその遭遇率はかなり高いものがあります。


私はオーストラリアを長期滞在した後、直接日本に帰国するのは勿体無いし、つまらないと思ったため、東南アジア諸国を南から北上して出来る限り多くの国に立ち寄ってみました。

東南アジア諸国の旅であったので、中国人または中華系の子孫という人種については全く予期していませんでした。

インドネシアバリ島滞在を終えてシンガポールに到着した時の事。

自己で予約手配したホテルがチャイナタウンのど真ん中であったのです。早速出ましたか。と思いつつもホテルを探していたのですが、チャイナタウンに着く前から話している言語も見た目も中華系の人ばかり。シンガポールを改めて良く調べてみたら人口の大半は中華民族ではありませんか。本土から離れた国にでも繁栄していました。いやはや、その人口数は半端ではありません。別にチャイナタウンという立地の問題だけでは無いようです。


次の目的地はマレーシアの首都、クアラルンプール。こちらもホテル予約の際に焦っていたのか、またまたチャイナタウンのど真ん中のホテルを予約していたという展開。またか。。そんな雰囲気の中、ホテルを探していたところ当然ながら国民の人種に気がつく。マレー系、イスラム系、中華系と民族が多少混雑していますが、やはり主は中華系。ここもか。。東南アジアにいるのだが段々と中国に思えてきた。見かけだけならまだしも言語や食事も中国、中華で埋め尽くされんばかりの勢いです。

でも、いい事もあるんです。

チャイナタウンのど真ん中だけあって、中華がすぐ早く、何度も食べれる。しかも安い。

メイン皿2品とビールを飲んでも1,000円かからないという展開。物価の高いシンガポールでも中華にはお世話になりました。一食300円以下ですからお財布に優しい。


ちなみに言語としては、シンガポールは主に広東語、マレーシア首都クアラルンプールでは北京語が使用されています。

現代の中国本土では国の教育の影響が強いのか、多くの若者たちが北京語を話すようになり、年配の方や香港では広東語が用いられているようです。


そして次はタイの首都バンコクを訪れた時のこと、またまた予約したホテルのすぐ近くにチャイナタウンが存在していました。。

ここまで来ると中国が東南アジア全域を侵略制圧していたのか?とも考えてしまいますが、タイの歴史を調べてたところ、現在に至るまで何処の国の植民地にもなっていないという史実を知りました。タイに住んでいる人達は中華系はわずかしかおらずほぼタイ人です。よって中国語はあまり使われていないようです。

私の体験では、英国の支配下にあったシンガポールとマレーシアでは英語がかなり使えましたが、タイに着いたら殆んど使えなくなってしまいました。首都であるにも関わらず英語を話せる人は5%もいないと感じます。


やはり中国人の先祖も豊かな生活を求めて本土から東南アジア諸国まで南下していったのでしょう。正直、これだけの中華系子孫の数が東南アジアまで広がっている事には驚きました。

しかも、シンガポールとマレーシアの隣国間において広東語と北京語に分岐しているというのも興味深いですね。


こういった実体験があると歴史等も知りたくなります。

皆さんも東南アジア諸国へ行ってみては如何でしょうか。